介護職の夜勤
介護職の夜勤について
介護職の夜勤とは昼から夕方までの時間帯に働くのではなく、深夜1時頃から勤務することを言います。
基本的に介護職はローテーションを組んでスタッフを働かせるようになっていますから、こうした時間帯による役割分担は欠かせないことなのです。
午前中はスタッフ3人で働くようにし、午後からは入れ替わって別の人員が勤務を続けることでそれぞれの人材に与えられる負担が軽減されます。
深夜の時間帯はスタッフの人数が少なくなる反面給与が高く入居者は既に睡眠を取っているので、常に働き続けなくてはいけないことはないです。
どちらかといえば入居者の介助よりも住居内に不審者などがいないかどうか見張るといった側面が強く、全ての利用者の安全を確保することを第一に考えるのが夜勤を続ける上でのコツです。
その他のポイントに関して
月の夜勤回数は施設によって異なっていますが、平均は5回程度で毎日深夜の時間帯に働き続ける必要はありません。
休憩時間は2時間が平均となっているので、徹底した体調管理とコンディションの維持が求められます。
夜勤は1回出勤することで2日間働いたと見なされますから勤務しなくてはいけない回数が少なくなり、より多くの収入を得たい方々には好都合です。
また時間帯によっては起床時の着替えや歯磨きといった介助を行う必要もありますから、こうした点も意識して実践出来るよう準備を整えて下さい。
その際には前もって入居者の着替えなどを全てベッドの方に用意するようにし、何時でも衣服を変えられるようにします。
状態によっては入居者に対して排泄の介助もしなくてはいけませんので、こちらの方の処理も行えるよう専用の道具を用意します。
夜勤に関する仕事内容に関しては基本的にスタッフが丁寧に教えてくれますし、どのような点に注意しなくてはいけないのかも指導するので、一度も深夜の時間帯に働いた経験がない方であっても問題はないです。