無資格のメリット
介護職で働く際の無資格によるメリット
介護職は無資格者でも働けるようになっており、人材確保の為に敢えて敷居を広くすることで人材不足を解決することになりました。
無資格のメリットは責任の重い役目を任せられることがなく、気軽に仕事を続けられることだと言えます。
特定の施設に数年間働き続けていると次第に熟練者として見なされるので、チームのリーダーとして抜擢されます。
こうすることで他のスタッフに命令を下し最良の働きが出来るようになりますが、それは同時に責任が重くなり同時に精神的な疲れを多く貯めてしまう為、今まで以上にコンディションに気を使わなくてはいけなくなるのです。
しかし無資格者はこのような立場になることがありませんし、辞めたい時に仕事を切り上げて別の職場に移るのも容易なので、敢えて資格を取らずそのままの状態でいる方も増えました。
資格を取得するつもりでいる時は
資格を取得して特定の職場で働くつもりでいる時は、まず初任者研修と呼ばれる基本的なものを手に入れるのが良いです。
初任者研修とはヘルパー2級と呼ばれていた資格であり、基本とも言えるものですから取得難易度は低めな傾向にあります。
無事初任者研修による資格を取得した際には次に実務者研修と呼ばれるものを手に入れるようにしなくてはいけません。
実務者研修は取得することで介護福祉士国家試験の実技が免除されるようになり、サービス提供責任者になれるので、一人前として認められたい方々が取得することは珍しくなくなりました。
その他にも医療行為として見なされる痰の吸引行為と経管栄養と呼ばれる操作も学べますから、入居者に対し手厚いサービスを行いたい方々も資格を取得し始めました。
初任者研修の資格取得に要する日数は10日程度となっており、実務者研修も同じくらいの月日を必要とするので、この時期を考慮した上で就職活動を始めるのが基本です。
自宅学習による科目は初任者研修で11科目となっていて、実務者研修は1科目程度なので必要な知識をきちんと学べます。